髪をコーティングするトリートメントは逆効果?!
どうも、美容室fizzの店長です
前回は「シャンプーのしかた」でしたが
今回は続きのトリートメント編になります
トリートメントのしかたの前に
そもそも髪が傷むとはどのような事でしょうか
上は髪の毛一本を拡大したもので
下は髪の断面になります
結構グロテスクですね
写真からもわかるとおりダメージがある髪は表面に覆われているうろこ状のシールド(キューティクル)がボロボロになっていますね
表面のシールドが剥がれてきているので髪の内部にもどんどんダメージが進行していきます
この状態を「髪が傷んだ」といいます
またパーマやカラーをしている方は髪がアルカリ性にかたむいているので
お手入れ方法を間違えると傷みやすくなります
髪は水分を補う事は出来ますが
傷んだ髪を再生する能力がないので自然に治ることはありません
ではどうすればいいのか?
一番早いのは切ることですが
やはりロングヘアは魅力的ですよね
そこでトリートメントが必要になります
トリートメントの本来の役割は
失った髪の成分に近いものを補い
剥がれてきているキューティクルをなじませることと
アルカリ性に傾いた髪を弱酸性にもどすことです(バッファー効果)
しかし問題なのがキューティクルを
オイル、シリコンなどでコーティングするトリートメントを使うと
最初のうちは手触りがよくなり一見よくなったと思いますが
髪が失った水分や栄養を補うことが出来なくなり結局は乾燥していきます
さらにコーティングを毎日のようにしていくので
カラーやパーマのかかりにくい髪になってしまいます
髪や頭皮のことを一番に考えると
コーティングしないでキューティクルを馴染ませ
さらに髪が必要な成分を補うトリートメントが必要なのです
美容室fizzではこれらを補い弱酸性にもどすトリートメントを使用しております
それではステップ2 トリートメントの仕方です
1. 水気をきる
水気が多いと有効成分が入りにくいのでしっかり水気をきってください
このときトリートメントは傷んでいるところだけで十分なのです
傷んでいるところを感じながらつけてくださいそうすると髪が柔らかくなるのがわかります
2. 待つ
すぐに流してしまうとトリートメントが浸透する前に流れてしまうのでもったいないですよ
3. すすぐ
お時間になったらすすいでください
すすぎ方は上から下へ流してください
引き続きステップ3髪を守る&髪の乾かし方です
つける
痛みやすい毛先を中心にドライヤーの熱から守る流さないトリートメント(美容室fizzではシルキーエマルジョン)を使います
2.乾かす
この時半乾きでなく完全に乾かしましょう
濡れているまま寝てしまうと髪が傷みやすく
寝癖もつきやすいのです
3. 完成
お疲れさまです
ここまで読んだみなさんは髪にハリ・コシ・艶さらに頭皮が元気になって
ボリュームがある髪に近づいていることでしょう
ご参考になれば幸いです
次回はお客様からの質問が多い「髪の乾かし方」になります